Soultrane

Soultrane

価格:¥ 1,014 (Music)
(参考価格:¥ 1,467)
おすすめ度 ★★★★★


ジョン・コルトレーンは、60年代のジャズシーンを主導する強力なオピニオンリーダーだった。
その彼の初期の傑作が、このアルバムである。

晩年のコルトレーンはかなり過激な演奏も行っているが、この作品はオーソドックスな
ハードバップスタイルで演奏されている。
彼の音楽に親しむ第一歩としては、最適の作品といえよう。
入門編とはいえ、彼のテナーサックス奏法の特徴でもある、
「シーツ・オブ・サウンド」と呼ばれた音で空間を埋めつくす奏法がすでに完成されており、
明らかに他のミュージシャンとの違いが実感できる。
特に圧巻なのは、信じられないスピードで演奏される「ロシアの子守歌」だ。
この1曲を聴いただけで、コルトレーンの突出した実力のほどがうかがえるだろう。(後藤雅洋)


★★★★★しびれっぱなしです、20年間(●^o^●)
1958年2月7日録音。ブレスティッジ時代の最高傑作、自信に充ち満ちたコルトレーンのテナーが爆発している。
もう最初の『グッド・ベイト』のテナーが鳴った瞬間からノックアウトである。
コルトレーンの生涯の愛奏曲たった2『アイ・ウォント・トウ・トー・トーク・アバウト・ユー』あたりで
無我茫然自失である(●^o^●)。 レコード時代から録音がより高度になったと聞いては何度となく買い直している。
現在聴いているのは20bitK2 HQCD版のCDだが、音の分離もよろしくノイズも無い。
音楽技術の進歩がコルトレーンの骨太なテナーをより一層際立たせて最高である。
あわせてカルテットのバックを固める面々も最高である。ジャズ至高の一枚だと思う。


★★★★☆巨星コルトレーン、初期の代表作
コルトレーンのベストとして本盤を挙げる人も多い。
ワンホーンでこの時代の王道を行く演奏だが、驚異的スピードで吹きまくる独自の奏法は、
すでにスタンダードなジャズの枠を超えてしまっている。リラックスしたテンポで始まり、
バラード二曲、急速調が二曲という選曲もいい。
この後、トレーンの音楽は、彼自身の吹奏スタイルに導かれるかのように変化していく。

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